サ:H 職種/職能給/職務/女性の時間外・休日労働/女性の深夜業
<職種>
職種とは、仕事の種類のことです。大きく「営業系」・「事務系」・「専門系」・「技術系」に分類され、就職活動の際にはどの職種が自分に適するかを考えながら職種を選んでゆくことになります。仕事内容は業種や部門により大きく異なってきますので志望する職種や企業はよく調べる必要があります。似た言葉に職務がありますが、職種よりも狭義の意味になります。海外では「会社に就職する」のではなく、より「特定の職種に就く」という考え方が日本と比べると徹底しています。
<職能給>
職能給とは、社員それぞれの能力を賃金決定の判断基準として決められたものです。社員の能力が高まると給与を引き上げるという考え方が職能給ですので、能力を評価する何らかの制度が必要になってきます。そのために、職務資格制度が用意されています。職能給では、個人によって賃金を決定するので、社員に様々な職務を経験させることができるという柔軟性に優れる反面、年齢を重ねると能力が高まるという前提がありますので、年功序列的になりやすいという問題があります。
<職務>
職務とは、広義には、仕事という意味を持ちます。狭義の職務とは、同種の職種で、同等の成果が認められるように定義された一人分の仕事の量のことです。現実には一人の人が異なる内容の仕事を受け持つことも多いですので、職務というのは、理論的・概念的であるということになります。また同じような仕事をしていてもレベルが異なっていたりしますので、ランク分けが必要になることもあります。
<女性の時間外・休日労働>
女性の時間外・休日労働は、就労する女性にとって、一つの壁でもありました。しかし女性の雇用機会の拡大を求めて、平成11年4月から労働基準法において女性の時間外・休日労働、深夜労働の規制が撤廃されました。平成14年3月31日までは、女性への緩和措置として、女子労働者が時間外労働を短いものにすることを会社が認めるための時間外労働の限度(年に150時間まで)を設けています。
<女性の深夜業>
女性の深夜業とは、女性が午後10時から午前5時までの間に行う労働をいいます。男女雇用機会均等法では、女性の深夜業従事については、通勤や業務遂行上の女性労働者に対し、安全確保に必要な配慮・措置を行うように、という規定があります。女性労働者に対する時間外、休日労働及び深夜業の規制については、雇用の分野における男女の均等取扱いと女性の職域の拡大を図る観点から、男女雇用機会均等法の改正と併せて、解消することとしています。