カ:G 国民健康保険/国民所得/国民総生産/国民年金/国民年金基金
<国民健康保険>
国民健康保険とは、勤務先企業の保険に加入していない人や生活保護世帯を除いた全ての国民が加入を義務付けられた、国の運営する保険制度です。国民健康保険では、加入者の疾病・傷病に係わる医療費の7割を負担しますので、加入者本人の自己負担率は3割です。小学校入学前の子供については乳幼児医療費助成制度が適用され、自己負担がありません。また出産の際には出産一時金が支給されます。その月の医療費が高額になった時は、上限額を超えて支払った医療費部分が助成されます。
<国民所得>
国民所得とは、国民全体の所得を総じたものをいいます。給与所得や企業利益などを含む、通常一年間の総所得を指します。国民所得には生産・分配・支出の三面があり、それぞれを生産国民所得・分配国民所得・支出国民所得と呼んでいます。これらを一国の経済指標として利用することができ、例えば企業利益から分配される労働者の給与所得は、国民分配率として、国の生産性を見て取ることができます。
<国民総生産>
国民総生産は、GNPの通称で呼ばれておりますが、一定期間におけるその国の生産量を示したもので、同時にその国の経済力を測ることができる数値です。日本の国民総生産は世界で第2位となっています。類似指標として有名なのが、GDPと呼ばれる国内総生産という数値です。国民総生産が、国内外を問わずその国の国民全体が生み出した生産量を測るのに対し、国内総生産はその国内における生産活動のみが対象となります。
<国民年金>
国民年金とは、学生を含む20歳以上の全ての国民に加入の義務がある、全国民を対象とした年金制度です。代表的なものには老齢年金・障害年金・遺族年金などがあり、これらは国民の福祉・生活面の支援保証を目的とするものとなっています。社会保険庁が国民年金を運営しており、その給付金は若い世代の保険料と国庫負担の両方でまかなわれています。老齢・障害・遺族年金については、いわゆる基礎年金として支給されることになります。
<国民年金基金>
国民年金基金は、国民年金に上乗せして受け取れる年金です。厚生年金などに加入できない、自営業などの人が該当する第一号被保険者の人に対し、年金格差を解消するためのもので、国民年金とセットで加入します。国民年金基金のプランは個人に合わせて、終身年金・期間年金・保証の有り無しなどの条件設定により掛け金を決めることができます。