ア:A インターンシップ制/請負契約/エグゼンプト/エントリーシート/エンプロイヤビリティ
<インターンシップ制(internship program)>
インターンシップとは、就職前の学生が実際に企業内で行う職業体験を指します。インターンシップに参加することにより、学生は、それまで資料やHPからしか知りえなかった企業のイメージを現実化させることができ、自身の進路についても具体的な像を描くことができます。また社会人経験を得ることにより、基本的な対人能力を確認しビジネスマナーを身に付けることが可能です。新卒者が3年以内に離職する率が約3割と言われている昨今では、インターンシップが学生に与える機会の意味は相当に大きいものとなっています。
<請負契約>
請負契約では、依頼者からの仕事を一事業主として請け、これを完成させることを約して報酬を受け取る契約を指します。請負契約は、労働に対して対価を払う雇用契約や特定業務を処理することを目的とする委託契約とは異なり、労務管理や業務の計画や処理などを自分の責任の下に行い完成させる必要があります。SOHOに対するHP作成依頼や、企業等に対するリフォーム依頼、またこういったアウトソーシング業務一般も請負契約に該当します。
<エグゼンプト/ノンエグゼンプト>
エグゼンプト/ノンエグゼンプトの語源exemptionは「例外」という意味を持ちます。アメリカの公正労働基準法からきており、一般労働者つまり「ノンエグゼンプト」に関しては『勤務において週40時間を越えた場合は、超過分につき5割増の賃金を払う』とする規定を、勤務において裁量的な労働が多く必ずしも勤務時間と成果が一致しない専門職・管理職・上級職などに類する「エグゼンプト」に対しては割増賃金適用が例外的に除外(exemption)されます。
<エントリーシート>
エントリーシートとは、履歴書とは別に企業側が用意した調査票を指します。エントリーシートでは、より詳細なスキルやキャリア・志望動機・自己PR・入社した場合のビジョンなどを記入するフォーマットになっており、企業にとっては、応募学生の資質や求める人材を早い段階で見極めるための重要なツールとなっています。近頃では、オンライン応募に備え、自社HP上にエントリーシートのフォームを既に用意している企業も多いです。履歴書と同様又はそれ以上の情報価値を持っているものと言えます。
<エンプロイヤビリティ(employability)>
エンプロイヤビリティとは、「自分が企業において評価され雇用される能力・また同時に異動や転職し得る能力」を指します。つまりエンプロイヤビリティを持つ人は、社会全体において高い評価を受けるべき人材と言えます。この概念は、リストラの波にあった1980年代のアメリカ社会を背景として、企業が社員にどこに行っても通用する能力を育てる°ウ育・仕組みを提供するものとして生まれました。現在の日本でも、自身の雇用確保のためにはエンプロイアビリティを高めることが不可欠と考えられます。