ハ:B 福利厚生/扶養控除/扶養手当/フリーター/振替休日
<福利厚生>
福利厚生とは、労働者の利益と安定した生活を意味し、「福利」=「幸福と利益」、「厚生」=「豊かな生活」と解釈します。企業が労働者とその家族の福利を充実させるために設けた制度や施設です。福利厚生には、保険・住宅・教育などを対象とした賃金以外の諸手当て給付や、社員寮・住宅、保養施設などの福利厚生施設の利用権利・有給休暇等があります。
<扶養控除/扶養手当/>
扶養控除とは、労働者に扶養親族がいる場合に、課税対象給与額から差し引くことのできる控除をいいます。労働者、つまり所得税の納税義務者に、子供など配偶者以外の扶養親族がある場合、その人数に応じて一定額を所得金額から差し引くことができます。これを扶養控除といいます。扶養親族とは納税者と生計を一にしていること、年間の所得金額が38万円以下であること等の用件を満たした人に対して当てはまります。扶養控除できる金額は、扶養親族の年齢や特別障害者に該当するかにより異なっています。
扶養手当とは、賃金に含まれる手当で、扶養家族を持つ従業員の生活費を補助するために、使用者から支払われる金銭です。配偶者や子供のいる社員に対して、基本給とは別に支給される手当です。会社によって金額に違いがありますが、配偶者に1万円程度、子供1人当たり5000円程度が支給されるケースが多いです。欧米の企業では扶養手当にあたるものは見当たらなく、生活日本独特のシステムと言えます。
<フリーター>
フリーターとは、定職につかないで、アルバイトをやりながら気ままに生活しようとする人という定義で、当初はフリーアルバイターとも言われました。バブル経済が崩壊した後、求人が減少し雇用環境も悪化、就職氷河期と呼ばれる状態になり、多くの若者が正社員になれずフリーターの規模が拡大、社会問題となりました。日本で正社員以外の就労形態(アルバイトやパートタイマーなど)で生計を立てている人を指す言葉です。
<振替休日>
振替休日とは、本来は休日である日に労働する替わりに、本来労働するべき日を休みとするものです。振替休日の手続きがなされると、本来の休日に労働し、本来の労働日が休日となります。予め所定の書類手続きを踏んだ上で、振替休日を利用します。なおこの場合、休みの日と労働の日を取り替えたような格好ですので、休日の割増賃金が支払われることはありません。ただし超過勤務等がある場合には、通常通り割増賃金が支払われます。