マ・ヤ: みなし労働時間/無料職業紹介事業/モデル賃金/有休/有料職業紹介事業
<みなし労働時間>
みなし労働時間とは、職場の外での労働に関するみなし労働時間と いわゆる裁量労働に関するみなし労働時間の2種類があります。 職場の外でする労働のうち労働時間が把握しづらい営業活動等については、あらかじめ使用者と労働者との間で取り決めて、業務量から労働時間をはかろうというものです。裁量労働についても職場外労働と同じように「〜時間働いたものとみなす」制度とされます。特に裁量労働制の場合は、労働時間について個人に任されている部分も多いことから、残業についての認識が曖昧になりがちです。
<無料職業紹介事業>
無料職業紹介事業とは、ハローワークに代表されるように、手数料などを取ることなく無料で職業を紹介するものです。職業紹介事業については「求人及び求職の申込を受け、求人者と求職者との間における雇用関係の成立をあっせんすることをいう。」と定義されています。原則としてどんな職種も紹介することができます。ハローワーク以外にも、学校でも、卒業を控えた学生に職業紹介をすることができます。また民間にも無料職業紹介事業は浸透しており、派遣を主とする企業が新卒者向けに職業紹介を行うなど、その種類も多様化しています。
<モデル賃金>
モデル賃金とは、標準的な労働者が、学校卒業後直ちに就職し同一企業に継続勤務して標準的に昇進した場合に支払われるはずの賃金のことです。各社でモデル賃金があり、その職種、仕事別の当該企業の賃金水準をあらわします。学歴、年齢、勤続年数、性別等あらかじめ一定のモデル条件を設定し、それに該当する労働者の賃金額を当てはめるものです。
<有休>
有休とは、年次有休休暇のことで、労働者に与えられる休暇のことです。使用者はその休暇について賃金を払わなくてはなりません。労働基準法で定められており、本来の休日以外に有給で取得できる休暇のことです。しかし実際には、業務多忙で休みが取りづらい、職場の慣習として休むことに罪悪感を感じるなどで、思うように有休を利用できていないのが実態です。
<有料職業紹介事業>
有料職業紹介事業とは、手数料を受け取って職業を紹介する事業を言います。職業生涯事業について職業安定法では、「求人及び求職の申し込みを受け、求人者と求職者との間における雇用関係の成立を斡旋すること」とされています。この求人者−求職者の間をとりもつときに、手数料を受け取ることができる職業紹介事業を、有料職業紹介事業といいます。対価を徴収するため人身売買につながりやすく、職業安定法の規定により求職者に紹介してはならないものとされている職業以外の職業についてということになっています。