ナ:紹介予定派遣の用語集
<二重派遣>
二重派遣とは、派遣会社から派遣先に派遣された労働者を、さらに他の企業などに派遣し、その企業の指導命令の元で労働させることを言います。派遣社員と雇用関係の全くない派遣先が他企業に派遣社員を派遣するという二重派遣は、職業安定法で禁止される労働者配給事業に該当します。但し、派遣先の会社が請負契約であったとすると、人材派遣を受けた会社が派遣社員を用いて請負を行うことは、二重派遣には当たりません。
<日給制>
日給制とは、一日を単位とした賃金に実働日数をかけて給与を計算する方式です。アルバイトやパートはもちろんですが、正社員にも適用されることがあり、その場合は月払いが普通です。日給制は賃金制度のひとつで、その額を決める際には生活保障(年齢給、地域手当、家族手当)、業務対価(職能給、役職手当)、労働市場での価値が大きな基準となります。また日給制の場合、連休など休日が多くなると、月の給与に響く、という難点があります。
<日当>
日当とは、一日いくらと決めて支払う賃金・手当てのことです。旅費法により、旅行中の昼食費とそれに伴う諸雑費および目的地を巡回するための交通費をまかなうための旅費のことも指します。日当の構成割合として、2分の1が昼食費、2分の1が交通費となります。食費および諸雑費として支給される半分の日当については、旅行者は旅行命令に違反しない限り、その使用について自由意志に任されます。
<年金制度>
年金制度とは、年金を給付する制度・仕組みのことをいいます。一般に年金という場合には、年金が保険と結びついた年金保険制度のことを言います。年金保険とは、一定期間一定額の保険料を納めることによって支払われる年金のことです。公的年金制度には国民年金と厚生年金があります。日本では当初は積み立て方式として始めましたが、物価上昇に合わせて年金額を増額したり、年金受給者の増加などによって、事実上賦課方式となる、修正積み立て方式での財源調達がなされます。
<年功序列制度>
年功序列制度とは、企業などにおいて、勤続年数・年齢などに応じて役職や賃金を上昇させる人事制度・慣習のことを言います。年功序列制度は、加齢とともに労働者の技術や能力(職能)が蓄積され、最終的には企業の成績に反映されることを前提としています。若年層の給与は低く抑えられることから、モチベーション維持という面でも終身雇用制度は年功序列を補強する制度となっています。しかし近年の社会背景から年功序列制度の維持は難しくなり、最近では成果主義を取り入れる企業も増えています。
<年俸制>
年棒制とは、1年を単位として賃金の額を決定し、その額を月々に配分する方法です。総額を単純に12等分して月々に支給する場合や、賞与○ヶ月分をプラスして支給する場合等があります。日本では、まだ、『年棒制』といっても、成果のみで賃金が決まる完全年棒制だけでなく、年功・職能給との組み合わせている会社が多いのが現状です。年棒制導入には就業規則の変更が必要です。賃金の決定基準を明記しなければならなく、役職手当や時間外手当を含む場合には、その旨も記載する必要があります。